校長挨拶

 このたびは、北海道函館盲学校のホームページをご覧いただきありがとうございます。

 函館盲学校は、明治28年にC・P・ドレーパー女史によって創立された函館訓盲会にはじまり、令和7年で130周年をむかえる北海道内でもっとも歴史のある特別支援学校です。

 北海道には旭川・帯広にも盲学校が、札幌に視覚支援学校がありますが、函館盲学校は北海道南西部の道南地区に在住する視覚障がいのあるお子さんのための学校です。

 トップページの校舎の写真は、平成8年に新築移転した現在の校舎です。

 今年度の函館盲学校は、幼稚部幼児の在籍はありませんが、小学部8名、中学部2名の計10名の児童生徒でスタートしました。 

 本校の学校教育目標は「自ら、学ぶ子 心を伝える子 活動する子 を育てます」です。そして、今年度の重点教育目標を「一人一人を包み込み、学ぶ楽しさ・よろこびを実感する教育の推進」としました。

 子どもたち一人一人の実態や教育的ニーズ等を把握して、それをしっかり包み込んだ適切な指導と必要な支援を行うことで、子どもたちの生きる力を育んでいくよう教育活動を進めてまいります。

 とはいえ、子どもたちをしっかり包み込み学校教育目標に掲げる「子」を育むためには、ご家庭や関係機関、地域の皆様等のお力添えが必要です。

 今後とも本校の教育活動にご理解・ご協力を賜りますようよろしくお願いいたします。

 本校ホームページでは、学校・寄宿舎の様子を随時掲載いたしますので、今後もご覧いただければ幸いです。

                            北海道函館盲学校長 井上 敬





 

盲学校について
 

 盲学校というと全く目の見えない全盲のお子さんのための学校と思われることもありますが、就学基準を満たせば低視力など見えづらさのあるお子さんも学ぶことができます。
 もちろん視覚障がいがあれば、知的障がいや肢体不自由など他の障がいを併せ有するお子さんも学ぶことができます。
 また入学希望の有無にかかわらず、お子さんの見えづらさにかかわる相談もお受けしておりますので、本校教育相談担当に遠慮無くご連絡ください。